My dots.

都内で働く英語が好きな一児の母。ワーキングマザーとして、自分や家族が心地良く過ごすために何ができるか?を日々模索中。英語を使って世界が広がる楽しさを広めたい。

今を大切にするって、こういうこと?

私は心配性です。

小学生のときは、母が担任の先生から「まりこさんは、石橋が割れそうなぐらい叩く」と言われてしまったほど。

考えても先のことなんてわからないんだから、心配したって仕方がない。頭ではわかっていても、人生の見通しが立たないと感じるたび、なんとも言えない不安に襲われていました。

あらゆる本を読んで、未来を案じず今を生きる、みたいなフレーズは幾度となく目にしてきました。それでもなかなか行動が伴わなかった。

でも、最近やっと「今を大切にする」ってこういうことなんじゃないか?っていうのが、わかってきた気がして。

私なりの解釈について、今回は書きたいと思います。

 

そもそも、今を大切に過ごすってどういうことなのか。どうしたらいいのか?

忙しく生活すれば、ムダなこと考える時間がなくなって、目の前のことに集中できるんじゃないか。そう思っていたこともありました。

が、ワーキングマザーになって忙しくなったのがよかったのか?と考えると、それは違うんです。確かに今忙しいけれど、振り返ってみると、多忙だった時期は他にもあって。

例えば、前の職場。一日じゅう立ちっぱなしのしゃべりっぱなし、お昼休みは長くて30分、毎晩終電近くに帰る、という生活。あの頃も間違いなく忙しかった。無我夢中で仕事をして、休みの日になると「この先どうなるんだろう」という不安が押し寄せてくる。その繰り返しでした。

だから、予定を詰め込んで忙しくするのは、不安を消すための解決策にはならない。

一瞬気持ちをごまかせたとしても。今を大事に過ごすことからも離れていく。

 

じゃあ、その頃と今とで違うのは何か?

それは、「今日を気分良く過ごすこと」を最優先にしていることだと気づいたのです。

 

お母さんなら誰しも、わが子の前では「機嫌のいいお母さん」でいたいと願うはず。

そして、機嫌の良さは、偽れない。

だから、やらなきゃいけないことが山積みでも、自然と、自分の気持ちに目がいく。今の私は、そのうえで、やることを取捨選択していたのです。

たとえば、前職時代は、仕事のある日に少しでもラクできるように、と休日にまとめて掃除や料理をしていました。今(休日)より平日(未来)の自分の気持ちを優先して、先回り。結果、いつも疲れていました。

今の私はというと、ごきげんなお母さんでいるために、「どうしても」なこと以外は捨てています。

多少部屋が散らかっていても、大丈夫。

ごはんは、たまにはレトルトだっていい。

きれいに片づいた部屋、栄養のある手作りごはんが理想だとしても、そのせいでイライラするぐらいなら、たまにはキッパリ諦めてしまおう。

自分の気持ちを優先して選んでいくと、自然と「本当に大切にしたいこと」が鮮明になってくる気がします。

そしてこの選択こそが、「今を大切にする」ということなんじゃないか、と思うようになりました。

気持ち良く過ごした一日の終わりには満足感がある。良い日が過ごせたぞ、って自分でもその日に納得できる。

すると、なんとなく、明日も大丈夫、っていう気がしてくるんですよね。

 

だから、今を大切にする、というのは、「どうしたら今、気持ち良く過ごせるか?」。ただただそこに意識を向けて行動することで、実現できるんじゃないか。

 

心配性の私が、最近気づいたことです。

この記事が、誰かの参考になれば嬉しいです。

 

言葉とタイミングのこと。

先日、仙台出張から帰ってきた上司から、お土産をいただきました。

会社で配るにはちょっと高級そうな、支倉焼というお菓子。しっとりした皮の中に白餡が入っていて、やさしい味がしました。おいしかった。

ちょっとこだわって買ってきてくれたんだろうな。

食べた感想、伝えよう。

そう思っていたのですが、なんとなくタイミングを失ってしまい。結局何も伝えないまま、その日は会社をあとにしました。

「言いそびれちゃった」という気持ちが、ほんの少し残りました。

 

ちょっとした「伝えそびれ」ってけっこう日常的にあるんじゃないかと思います。先ほどのお菓子は、数百円ぐらいの小さなもの。上司も、感想がなかったことに対して、きっと気に留めていないと思います。だから、私も「まいっか、今度で」で済ませてしまった。

でも、言葉を伝えるタイミングって本当はすごく大切で。だからこそ、「まいっか、今度で」は、実は見逃しちゃいけないことなんじゃないかと思うのです。

 

思い出したのが、30歳の誕生日の日のこと。

その日は平日だったので、いつもどおり仕事へ行く準備をしていました。ついに私も30代かぁ…とちょっとセンチメンタルになりながら。すると、いつもどおり夫が私より少し後に起きてきました。そして、無言でいつもどおりの朝の準備をはじめる…。

夫は朝がニガテだし、仕事も忙しかった頃だと思います。

でも、おめでとうの言葉が一切なくて。

何か忘れてない?と言いかけて、でも、自分から言うのは悔しくて。言わずにいたら、結局そのまま出勤することになってしまいました。それがもう、自分で思っていた以上に悲しくて腹立たしくて。こんなことで大人げない、とも思いながら。

30代最初の日は、一日じゅうモヤモヤした気分で過ごしました。

 

ところが、実は夫は誕生日を忘れていたわけではありませんでした。

ひそかに注文していた花束を仕事帰りに受け取って、帰ってからサプライズで贈る、という彼なりのプランがあったのです。あとから聞くと、「おめでとう」は花束を贈るときに伝えたかった、と。

もちろん、花束は花束で嬉しかったのですが。

でも、私はやっぱり、朝いちばんの「おめでとう」が聞きたかったんです…。

 

極端な例だったかもしれません。けれど「そのとき」を逃さないのって、大事なことなんじゃないかと思います。

言葉には、それを伝えるべき、ベストタイミングというものがあるんじゃないかなと。

 

お誕生日おめでとうも、おいしかったという感想も、「遅れてごめん」「ちょっと前のことだけど…」を添えて伝えることもできるけど、相手がいちばん聞きたい、相手にいちばん響く「そのとき」にちゃんと伝えられる人になりたいな、と思います。

 

普段からの挨拶も、ありがとうも、ごめんなさいも。タイミングに心を配るようにしたい。会社でのちょっとした出来事から、そんなことを感じました。

 

 

英語の学び方にも、アップデートが必要だ。「同時通訳者のカバンの中」を読んで。

先日、こちらの本を読みました。

同時通訳者のカバンの中 ツールを使いこなせば英語力3割アップ!

同時通訳者のカバンの中 ツールを使いこなせば英語力3割アップ!

 

 

著者は、NHKラジオ「入門ビジネス英語」元講師であり同時通訳者の、関谷英里子さん。

2013年に出た姉妹本「同時通訳者の頭の中」を読んで以来のファンとしては、今回はどんな内容なのか…?!出版前から注目していました。

ただ、英語学習法については前作にも十分詳しく書いてあったので、内容も多少は重複してしまうのかな…?似た内容だったら買う必要ないかな…?とも思っていました。

ですが、書店で手に取ってみたところ、思わずメモしたくなるような、新鮮な情報がいっぱい。即、購入を決めました。

独学で英語を勉強しているけれどなかなか続かない、自分に合った学習法が見つからない、という人に特におすすめできる本です。

 

内容について

「カバンの中」というタイトルではありますが、内容としては、関谷さんが学生時代、会社員時代、通訳者ビギナー時代、そして今行っている勉強法の紹介。読者が取り入れるなら具体的にこんな方法があるよ、というのをかなり具体的に提案されています。

英語の楽しみ方を知ることができる

たとえば関谷さんが学生時代に行って効果的だったという、映画のディクテーション。今ならスクリプトも簡単に手に入るネットドラマが活用できる、と書かれています。本の中には関谷さんおすすめの番組が、トーク番組からドラマまで幅広く紹介されています。

なかでも、トーク番組の司会者の話し方から、会話の盛り上げ方を学ぶ、という話が印象的でした。

例に挙げていたのは、ネットフリックスで配信中の「My Next Guest Needs No Introduction」。数十年続いた人気トーク番組を退職したデビッド・レターマンが司会を務める、比較的新しいインタビュー番組です。

ゲストのオバマ前大統領が、娘さんが大学進学を機に家を出ることになり、引っ越しの手伝いをした、というエピソードについて、

オバマ氏は娘を送り出す気持ちでセンチメンタルになってしまい、まったくの役立たずだった、というほのぼのとするエピソードを披露します。

4つしか部品のない、通常であれば3分とかからないような簡単なランプの組み立てに30分もかかってしまった、ということを話すオバマ氏に対して、レターマン氏は、

It took you (少し間)a half hour (少し間)to assemble (少し間)a four-part lamp.

最後は一単語ずつ区切るように a four / part / lamp と言います。

(中略)

おもしろい話をした相手の言ったことを、簡潔に、ゆっくりと繰り返すことで、相手のおもしろい話を一層おもしろくする話し方です。

 

これを読んで、単純に、「へぇ!」「おもしろいな!」という新鮮な驚きがありました。こういう楽しみ方があるんだ、と知るのも、本を読んでよかったことの一つです。

プロが学び続ける姿勢

現在は、アメリカのシリコンバレーを拠点に、通訳やコンサルティングなど幅広い活動をされている関谷さん。そんな関谷さんが今でも英語力を磨くために日々努力を重ねている、ということが随所から伝わってきます。

英語のプロであり、英語圏で暮らす今でさえも、自ら学ぶ環境を作り出している姿勢に触れられるのが、本書の最大の魅力かもしれません。

あとがきにもこう書かれています。

わたし自身、同時通訳者としても、事業や経営に関わるビジネスパーソンとしても、スキルも英語力も発展途上です。ビジネススキルも、英語のスキルも、一度学べばおわり、ということはなく、それぞれの進化に合わせてこちらも随時アップデートしていかなければならないと感じています。

学び方をアップデートしていこう

時代の変化、自分が置かれている環境の変化、上達に合わせて、英語の学び方もどんどんアップデートしていくことが必要なんだ、と実感しました。

最近英語に行き詰まりを感じている…という方。本書からアップデートのヒントを得てみても、良いかもしれません。

 

何をしたいかより、どうありたいか。

今週、会社に22歳の新入社員が入ってきました。

定期採用をしていない小さな会社なので、大学卒業したての社員をとるのは数年ぶりのこと。社員としても、ちょっと身が引き締まります。

30代にもなると、22歳がずいぶん遠く感じられます。緊張した面持ちで目の前にいる新入社員が、ちょうど10年前の自分と重なりました。

10年前、22歳だった私は、大学卒業を間近に控え、就活のことで頭がいっぱい。やりたいことが明確にあるわけではない。だったら新卒採用という一生に一度しかないチャンスで、とりあえず安定した大企業を目指そう。ぼんやりと、そんなふうに考えていました。悩んでいたというわりに、ちっとも自分の頭で考えていない。振り返るともうほんとに恥ずかしいです…。

そんな22歳の私へ。

社会人を10年近くやってきた私から、「何をしたいか、じゃなくて、『どうありたいか』を考えなさい」って伝えたい。今日はそんなことについて書きたいと思います。

 

何をしたいかなんて、わからなくて普通

小さい頃から「将来の夢は?」とか聞かれていると、一言で答えられる何かがないといけないんじゃないか、という気がしてしまう…。これは私だけじゃないと思います。でも、20代でそれが明確にある人ってどれぐらいいるんだろう?明確な夢がある人でさえ、時を経てそれが変わっていくことも十分あり得る。だったら、「何になりたいか」より「どうありたいか」を考えるべきだと思うのです。

 

そして、「どうありたいか」を実現させるのに大切なのが、「どんな人と働くか」です。表情や話し方、仕事に対する姿勢。毎日を過ごす職場で、それらは伝染していくからです。いくら一人で頑張ろうって思っていたって、周りの人がみんな仕事に真剣じゃなかったり、あきらめモードだったりしたら?大抵の人は流されてしまうのではないでしょうか。

 

つまるところ、一緒にいる人、環境が自分をつくっていくのです。

 

なぜ今そう感じるのか?

ワーキングマザーになったから、です。

今の私の生活は、朝、夫とわずかに会話を交わし、日中は会社、夕方からは一歳児と二人きり、というもの。夫は夜遅くに帰ってくるのであまりゆっくり話せません。こういう毎日を過ごしていると、日中のテンションに、一日がけっこう大きく左右されてしまうのですよね。アフターファイブに友だちと話して発散、ということもできないのですから。

 

でもそれがかえって良いのかもしれません。なぜなら、今の私は「どうありたいか」「そのためにどうすれば良いか」を、これまでにないぐらい考えて、試行錯誤しているから。

 

これって本当は就活のときにも向き合うべき問いだったんだと、今にして感じています。いや、本当はもっと前から。そして、これからもずっと。

 

22歳の自分に何か一つ伝えるとしたら、これだな。久々の新入社員の登場に、そんなことを考え、少ししゃんとした気分になったのでした。

海外へ行く友人への贈り物に選んだもの

プレゼント選びが好きです。

どんなものが喜んでもらえるかな?使ってもらえるかな?

と、相手の顔を想像しながらお店を巡る時間は、とっても楽しい。

そして嬉しいことに、贈った相手や周りの人からセレクトを褒めてもらえることも多く。ますます選ぶのが楽しくなって、普段の買い物のときでも「これは◯◯(人)が好きそうだなー」「こんなシチュエーションで贈ったら喜ばれそう」なんて妄想したりしています。

さて、今度海外へ旅立つ友人のために、お餞別を選びました。今回は、私なりに選んだポイントをご紹介したいと思います。

 

シチュエーション

贈る相手は、大学時代の友人。結婚と同時に、旦那さんの仕事の都合で上海へ引っ越します。近々、もう一人の友人とともにプチ送別会をするので、その時に贈るお餞別です。

 

こだわったポイント

海外へのお引っ越しなので、なるべくかさばらないものを。

スーツケースや箱詰めの時、空いたところにスッと入れられるようなものをイメージしました。帰国の時にも邪魔にならないような、消えものだとなお良いなと。私自身が、留学から帰国する時にギリギリまでパッキングに苦労して大変だったのを思い出して…。特に海外暮らしすると思い出の品なんかも増えて、なかなか捨てられないんですよね。だから、滞在中に使って心置きなく捨てられるもの、と考えました。

それから、適度に日本らしさが感じられるもの。

適度に、というのがこだわりです。行き先が海外なので、日本のものがいい。だけれど、あまりにわかりやすい「富士山」「寿司」などのモチーフは観光客向けっぽくてどうもしっくりこない…。

 

選んだもの

悩んだ末に選んだのがこちらです。

1. 茅乃舎だし

公式サイト:【送料無料】茅乃舎だしお試しセット(8g×30袋入)お料理読本付|茅乃舎|久原本家通販サイト

 

Amazonからも買えます

久原本家 茅乃舎だし 8g×30袋

久原本家 茅乃舎だし 8g×30袋

 

義母に贈られて以来ハマって、わが家で買い続けているだし。これがあるだけで、いつもの味噌汁が段違いにおいしくなる!!

それまで頑張って自家製だしを取っていたけれど、このおいしさと手軽さがすっかり手放せなくなってしまいました。

海外へ行くと無性に和食(それも家庭料理)が恋しくなったりするので、使ってもらえるかなと。それも自分でおいしいって自信をもっておすすめできるものにしました。ちなみに、公式サイトからアメリカへは販売しているみたいです。

 

2. 中川政七商店の花ふきんギフトセット

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写真:中川政七商店の公式サイトより

奈良植物石鹸・遊 中川 花ふきん・花束ふきん|中川政七商店公式通販サイト|中川政七商店公式オンラインショップ

和モダンで可愛い雑貨が揃っている中川政七商店は、見かけるとつい寄ってしまう、大好きなお店。花ふきんは、洗った食器を拭く、野菜の水気取り、タオル、など汎用性が高い、ベストセラー商品。らしい。

…そう、実は、正直申し上げるとこちらは使ったことがなく。ずっと気になってる商品ではあるのですが、自分で買うのはもうちょっと安価なものになってしまうんですよね。

新生活のスタートに、可愛い布巾があると気分が上がるかな?!って想像しながら選びました。

 

あー、選ぶのに何だかんだ一日かかったけど、楽しかった◎

この記事が、プレゼント選びに悩む誰かの参考になれば嬉しいです。

手を止めてみて、気づいたこと。

18時までに洗濯を終わらせて、ごはんを作って、19時までに食べ始める。
19時半すぎには食器を片付けはじめて、20時にはお風呂に入れるようにして、それから、それから…。
 
平日の夕方は、頭の中でタイマーが鳴りっぱなしです。
 
先週のとある日。
いつものように、超特急で食器を洗っていると、息子が私のズボンの裾に手を突っ込んで、
指しゃぶりをしながら、こちらを見てきました。
たまにこうして食器洗いの間じゅう、ずっと足元にいることがあるのですが、なんだか危なっかしいし、動きにくい。
息子よかわいいけどまぁまぁ困るよ…。
「お願いだからあっち行ってて」と、ちょっと罪悪感を感じながらも、
泣いていやがる息子をむりやり剥がす、というのがいつものパターンです。
 
その日もいつものパターン…となりそうだったのですが。
ふと思い直して、少しの時間、一緒に遊んでみることにしました。
 
「一緒に遊ぼう」
 
そう言って息子を頭の上まで抱き上げると、「うふふ」と満面の笑み。
リビングに移動すると、最近お気に入りのプラレールを手に取って、1、2…と車両を几帳面に並べ始めました。
それまで床で前後に動かすことしかしなかったのに。
大人が車両をつなぐ様子を、きっと彼なりに観察していたのでしょう。
いつの間にそんなことができるようになったなんて、気がつきませんでした。
 
そのうち本棚から絵本を引っ張り出して、「あ、あっ!」と言いながら差し出してきました。
本を受け取ると、今度は「よっこらせ」と言わんばかりに私のひざによじ登ります。
これが彼の定番のリーディングスタイル。
床に座った私の脚にまたがり、背中を向けて、腰かける。
1歳児にしては立派なお尻で、ドシン!と座るので、その瞬間は結構痛いのですが。そして、後ろ姿はまるで小さなオジサン…。可愛いんですけれど。
 
本を読む私の声に、嬉しそうに反応する息子。
その様子に、「中断させられた」感は一気に吹き飛んで、こちらまで笑顔になる。
 
今、当たり前のように過ごしているこの時間も、きっとあっという間に過ぎ去っていくのだろうな。
そう思うと、急に今がきゅっといとおしいものに感じられます。
 
毎日が忙しすぎて、目の前にあるもの全部を「こなす」感覚でいました。
子どもに目を向けることの大切さなら、耳にタコができるぐらい聞いてきたし、読んできたどの育児書にも書いてある。
 
そりゃ、わかっちゃいるけど、私にはやりたいことも、やらなきゃいけないことも、ありすぎるんだ。
 
ブログ書きたいし、本読みたいし、たまにはボーッとしたい。
服も最近ずっと同じの着てるから、新しいの買いたいし買わなきゃ。何がいいかな。まずネットで検索して…。
ライン返さないと。
これからのお金のこと考えなきゃいけないし、そしたら家計簿見直さないと。というか、つけないと。
と思ったら来週までに保育園の夏祭りのちょうちんを作らなきゃいけないのか!
 
でも、ちょっと手を止めてみて、よかった。
私がいちばん大切にしたいのは、目の前にある小さな出来事を楽しむことだから。
ほかの仕事は多少雑になったり、時間どおりにいかなくていい。
 
手を止めて、息子と過ごした30分で、得られた気づきでした。

ぼっちランチのすすめ。

平日のランチタイムはもっぱら一人です。

席でお弁当をパパッと食べたら即、近くのカフェへ移動。誰にも邪魔されない、至福のコーヒータイムを過ごします。今回は、この時間を意識的につくるようになって感じたメリットについて書きたいと思います。

 

はじめたきっかけ

普段、一人で落ち着いて何かをする時間がない、というのが悩みでした。一人の時間が大好きな私にとって、それはものすごい苦痛。それでもなんとかして自分の時間をつくろうと、早起きに挑戦したり、子どもが寝てからそーっと起きて何かしようとしてみたり。

でも、生活パターンを変えるのはそう簡単ではありません。早起きはできる日とできない日があったし、子どもが寝てからの時間は、起きれたとしても疲れているので、結局だらだらネットサーフィンをして終わってしまう…なんてことも多かったです。

でも、ふと思ったのです。そもそも、普段から家事に育児に仕事に、と精いっぱいやっているのに、自分の時間をつくることを「頑張る」必要なんてあるのか?と。もちろん自分のためではあるのですが、時間を捻出しようとして失敗することが、逆にストレスになっていることに気がついたのです。それで、もともとある時間でどうにか工夫できないかということで、平日のお昼休みに目をつけたというわけです。

 

はじめてみて気づいたこと

一日の中で、ここだけは自分だけの時間!というのがほんの少しでもあると、それだけで幸福感につながります。今日は何をしようかな?って考えるのも楽しいです。

同僚とのお付き合いのランチも、それほど必要じゃないな、と感じました。今も誘われたら行きますが、自分から誘うことはめったにありません。しょっちゅう行っていると、社内のネガティブな話や、知らなくても良い情報が耳に入ってくることも増えます。たまに楽しく近況報告しあえるぐらいの距離感のほうが心地良いな、と思うようになりました。

 

お昼休みを有効活用するコツ

何をするかを先に決めておくことは結構重要です。「何しようかな?」からはじまるとスタートまでの時間がもったいない。

私にとっては、一日の中で唯一落ち着いて座れる時間です。だから、

超混雑した通勤電車内ではできない、快適な読書タイムにする。

ネットフリックスで、気になる英単語をメモしながら海外ドラマを観る。

ブログを書いたり、次のネタを考えたりする。

このように、なるべくその時しかできないことをします。

それから、うちの会社はわりと自由にお昼休みを取れるので、私は13時過ぎに行くようにしています。都内の駅近カフェは、うっかりお昼のピーク時に行くと席がなかったりするので…。

 

最後に

一人で落ち着いて何かする時間が欲しいけれど、なかなか時間がつくれない、という会社員の方。毎日やってくるランチタイムを見直してみてはいかがでしょうか?