My dots.

都内で働く英語が好きな一児の母。ワーキングマザーとして、自分や家族が心地良く過ごすために何ができるか?を日々模索中。英語を使って世界が広がる楽しさを広めたい。

今の自分にちょうどいい!作り置きより、半調理。

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ここ数年本屋さんでよく見かける「作り置き」の本。

週末の2時間で一気に10品作っちゃいましょう!みたいなアレです。いろんな方法がありますが、ここで指しているのはおかずとして完成した作り置きです。これだけあれば平日ラクになる!そう信じて、これまで何度も挑戦してきました。

でも、最近、やめました。

なぜか?の話を、今日はしたいと思います。

 

週末のまとまった時間を料理に使うのがもったいない

短時間でまとめて数十品のおかずを作るには、集中力とまとまった時間が必要です。忙しい平日を切り抜け、待ちに待った週末!というタイミングでやるには気合がいる作業です。やっと週末、というところで「作り置きしなきゃ」のプレッシャー。「〜しなきゃ」は平日で十分。週末は、普段なかなか一緒に遊べない子どもとの時間にあてたい。本読みたい。床でゴロゴロしたい。つまり、遊びたい、休みたいのです…(切実)!それに、親にかまってほしい盛りの小さい子がいると、まとまった時間を取ること自体が結構難しい。お昼寝の時間?毎回決まった時間に寝るわけではないし、長さもまちまち。じゃあ起きている間に作ってしまおうか、と思うと遊んで〜と寄ってくる。それを振り切って料理するのもいかがなものか。 やっとの思いで完成しても、ものすごい疲労感に襲われる。なんか平日より疲れてない、私…?

 

同じおかずが続いてしまう

1週間分など先を見越して作るのは量の見極めが難しく、食べ切れなかったおかずは食卓に連日登場、ということもありました。さすがにずっと同じものを食べるのは飽きる。せっかく頑張って作ったお料理に飽きてしまうのは、とてももったいない話です。出し方をうまくアレンジができれば良いので、ここは料理の腕次第というところもあるかもしれません。私の場合は「余った〇〇(おかず名) アレンジ」で毎回レシピを検索するのが、かえって手間でした(笑)。

 

代替策は「半調理」

それでもやはり保育園のお迎えの後にイチから料理するのは大変です。そこで私が行き着いた解決策は、「週末の半調理」でした。具体的には何をするかと言うと、

・玉ねぎのみじん切りを炒める

・青菜を茹でる

・根菜(主にいも類)を蒸す

・にんじんの千切りを塩もみする

・ポトフを作る

…これだけ!

どれも、何も考えずに、ごはんの支度のついでにできます。作り置きの最大のハードルだった「集中力」「まとまった時間」がいらないのです!味つけは塩コショウをするかしないか程度なので、アレンジ自由自在。特に面倒だと感じやすい「洗う、切る、火を通す」が済んだ状態なので、時短にもなります!子どもの離乳食期は野菜を柔らかめに煮ることが多いので、「火を通す」のプロセスが短縮されると気持ちがとってもラクになる!

 

何のための時短か?

自他共に認める料理好きである私にとって、作り置きができないことにはちょっとした敗北感がありました。

でも、そもそもなぜ作り置きするのか?それは、

・平日の負担を減らすため

・平日少ない子どもとの時間を充実させるため

・忙しくてもなるべく家ごはんを作るため(節約と健康のため)

です。

だから、今の私には下ごしらえする、ぐらいがちょうど良いのです。本やインスタグラムで見かける作り置きの数々、おかずが何品も並べられた食卓。素敵だけど、どれも今の私には必須ではありません。今、いちばん叶えたいのは平日の家事負担を減らすことによって得られる「余裕」なのだから

 

ワーキングマザーが増えているからなのか、あらゆるメディアで時短術を目にすることが増えました。完璧なワーママ像を見せられると、自分もやらなきゃいけないように感じることもあります。試してみるのも悪くない。でも、大事なのはその先。そもそも自分は何のために時短したいのか?を見極め、自分に必要なやり方をうまく取り入れていきたいものです。