おいしい飲み物を、シェアしたい。そのとき気づいた心の余裕。
昨日の朝、会社に向かう途中でGREEN DAKARAの塩ライチ&ヨーグルト味を買った。ふだん清涼飲料水は買わないけれど、猛暑がここまで続くと、たまには飲もうか、という気になる。スーパーで見た「アクエリアス本日完売しました」の張り紙にも多少、購買意欲を刺激されたかもしれない。
で、これがなかなかおいしかった。ほどよい甘さで、ほんのりライチの香りがして、さわやかな味だった。久々の自分的ヒット商品だ。近ごろ仕事が忙しく、深夜帰宅が続いている夫にも差し入れたくなった。こういうちょっと甘い飲み物、好きだし。
帰り道に買おうと思って、コンビニに寄った。ない。じゃあ他のコンビニをあたってみようか。
コンビニ3軒をまわった結果、どこにもなかった。
保育園で息子を引き取ってマンションの駐輪場まで来てから、「もしかしたら」と引き返してスーパーに向かった。
これも結局、親子で店内に涼みに行っただけ、となってしまった。
こんなにないもんなのか?とため息をつきながら、ふと思った。夫の飲み物一本のためにコンビニはしごできるだけ、今、心の余裕があるんだなぁと。
おいしかったな。家に帰っておいしい飲み物があったらうれしいだろうな。差し入れてあげたいな。そう思う気持ち。
いつだったか母が、「家に一人ぐらい、ひまな人がいたほうがいい」と言ったことがあった。
子どものころから、悩みごとがあるとつい母を頼ってしまう。母は、本人曰く「どんなことも自分に良いように解釈できる」超・ポジティブな人。だから、いやなことがあると、つい母に話したくなってしまうのだ。
先ほどの言葉は、電話で延々と悩みを聞いてもらったあと、実は同じ日に妹からも悩み相談を受けていた、と知ったときのことだ。さすがに立て続けに申し訳なかったなぁ、と思ってあやまったら、この言葉が返ってきた。
「お母さんは子育てを終えた専業主婦だし、いま特別何かに追われているわけでもない。だから、大丈夫だよ。ひまだから、人の悩みを延々と聞く余裕もある。それに、そういう人が一人ぐらい家にいたほうがいいでしょ。みんながいっぱいいっぱいになってたら、家が安らぎの場所じゃなくなっちゃうし」。
子育てを終えた専業主婦だからって、実際はその日やりたいことや、一日の計画、みたいなのはあると思う。でも、こう言ってくれた。
結婚したとき、これからつくる家庭も、実家みたいに安らげる場所にしたいと思った。それには、心の余裕って大事だなぁ、と。
昨日みたいに夫のためにコンビニをはしごするぐらいの余裕は、もてるようにしたいなあ。
ちなみに、GREEN DAKARAは今朝の通勤途中に2本ゲットしました。
一本は夫の分。
もう一本はもちろん、私の分。